スニーカーが劣化して履けなくなってしまった。
高かったしもったいないな。捨てる以外なんとかならないの?
どんなスニーカーでも必ず起こるのが劣化です。加水分解をして着用不可能になるモデルもあり、永久に履き続けることは不可能に近いです。
せっかく気に入っていたスニーカーが劣化してしまった経験はありませんか?スニーカーを捨てれず悩んでいる人は多いです。
加水分解・劣化した靴が捨てられません。(複数) 自分としては奮発した、いざという時に履こうと思ってた靴を見たら、中敷がベタベタしてました。これは、別の中敷だけ敷けばで解決できますが、吐き口の内側の合皮がパリパリになってましたので、これは直せそうにないです。内側だから剥がれてもいいのですが(見えないから)、以前、似たような状態の靴を履いたら足首に黒いもの(劣化した合皮)が付着してたので、当たり前に見っともない状況です。 これは捨ててしまった方がいいですか?
加水分解・劣化した靴が捨てられません。(複数) - 自分としては奮発し... - Yahoo!知恵袋
せっかく高いお金を出して買ったのに捨てるのはもったいないし、躊躇してしまいますね。
捨てる以外選択肢は無いのでしょうか?
結論から言います。
劣化したスニーカーも利用価値があります。
捨てるにはまだ早い。もしかしたらまだ使い道があるかも知れません。
○本記事からわかること
- 劣化したスニーカーの利用価値
- ソールスワップについて
- 劣化したスニーカーがお金になる
★目次
スニーカーの寿命とは?
スニーカーにも寿命があります。加水分解してソールがボロボロになったり、アウトソールが硬化して割れると着用が困難になります。
着用困難な状況がスニーカーの寿命だと思ってください。
一般的にスニーカーが加水分解するのは3年から5年と言われています。
物によっては10年以上もつものもある。ダンクとかオールスターは比較的寿命が永い方です。
スニーカーの劣化にはいくつかパターンがあります。
○加水分解でソールがボロボロになる。
②アッパーの劣化
③接着剤の劣化
接着剤が劣化してソールとアッパーの粘着がなくなり、隙間が空いている状況
アッパーの劣化や接着剤の劣化ならまだ履くことは可能かもしれません。加水分解でのソール崩壊はもう着用できませんね。
劣化したスニーカーの利用価値とは?
上記で説明したように劣化してしまうと履けないし、汚くて見た目も悪いです。
そんな状態のスニーカーに利用価値なんてあるのでしょうか?
履けるなら仕事用とか汚れてもいい状況のときに使うとか?
確かに、仕事用やスケボー、何かの作業で使う人もいます。その選択肢もアリですね。
それ以外に本記事では2パターン方法を紹介します。
- 修理して履く
- 売る
順番に解説していきます。
修理して履く
劣化したスニーカーを修理して履くことができます。
数年前から、古い劣化したスニーカーをリペアしたりカスタムすることが流行っています。
ソールスワップと言うスニーカーリペアがファンの間で人気です。
ソールスワップとは、スニーカーのソールを別のスニーカーと交換するカスタマイズです。スニーカーマニアを中心に人気があり、近年欧米でも流行しています。ソールスワップを行うことで、大切なスニーカーを蘇らせたり、自分だけのオリジナルスニーカーにカスタマイズしたりすることができます。
上のエアマックス96は自分でソールスワップしました。ボロボロの状態から違うエアマックスのソールを使って復活アンドカスタム。
私もエアマックス96とか古いモデルをソールスワップしました。復刻してないモデルとかを復活させることができるも楽しみの一つです。
自分でソールスワップをしてみたいと思った人へ、必要最低限の道具を紹介します。
①ヒートガン
スニーカー専用の接着剤のサムライセメント。アロンアルファとか瞬間接着剤は変色したり、スニーカーの素材が硬くなったりする。普通に、接着面のリペアにも使えるのでもっておいて損はないです。
③スニーカーリペアブック
ソールスワップ、スニーカーリペアについて簡単に学べる本です。私も、この本である程度やり方を知ってからソールスワップしました。
④アッパーペイント
スニーカー専用のペイント塗料です。アッパーのリペイントやカスタムをしている人の多くが使っています。
プラモデルとかの塗料を代用する人もいますが、変な光沢が出たり、レザーが割れたりするのでオススメしません。
自分でリペアするのが自信のない人は専門家にオーダーするのもアリです。
インスタとかでカスタム、リペアをしている人がいます。ソールも純正ではない物で安く済ませることもできます。
スニーカーを捨て前にリペアを考えてみてはどうでしょうか?
売ってお金にする
劣化したスニーカーなんてお金になるの?セカストとかに売るの?
劣化したスニーカーなんて売れるわけが無い。多くの人はそう思って捨ててしまいます。しかし、今の時代、劣化した古いスニーカーでも値段が場合があります。
上記で説明したソールスワップなどのカスタムをする人が増えています。それに伴い、古いスニーカーを集めている人も多くなっています。
残念ながらどんなスニーカーでも売れるわけではありません。特にナイキはコレクターから人気があるので売れやすいと感じます。
そして、どこに売るのか?
メルカリやヤフオクに出すのがオススメです。
セカストとかリサイクル店だと買取不可かただで引き取りになる可能性大です。
メルカリで『ソールスワップ』と検索してみてください。
結構、劣化したスニーカーが売れていることがわかります。
物によってはかなり高値で取引されている物もありますね。
私も劣化したジョーダン5とかソールスワップ用で売ったことがあります。
『ソールスワップ』『リペア』とか説明に書いて出品してみてください。
最近では古い劣化したダンクなんかもセカストでは高く売ってることがあります。ただ買取金額は安いのでヤフオクやメルカリに出すのがオススメです。
まとめ
劣化、加水分解してしまったスニーカーは捨てる前に再利用する方法がある。
ソールスワップやリペイントでリペアしたりカスタムすることでもう一度履くことができる。
ソールスワップも自分でやっている人も多くなっているし、誰でもできる。
高い完成度を求めるなら専門家にオーダーするのもアリ。
また、メルカリやヤフオクで劣化した古いスニーカーが取引されている。
ソールスワップで誰でも復活させることが可能になり、古くて劣化してるスニーカーも価値がでてきたからだ。